1. <defs>要素
 <defs>要素(definitions:定義)の開始タグと終了タグの間で定義されたオブジェクトは,それ自体は表示されずテンプレート(型版)として働きます.
 特に,style属性を指定せずに定義されたオブジェクトを<use>するときに,styleを個々に指定すると,1つのプロトタイプから「輪郭線の色」「塗りつぶしの色」「縦横の幅」などの異なる図形を描くことができます.
左の例は,
<defs>
<g id="fish1">
<polygon points="-1,-1 -1,1 0,0 3,-1 4,0 2,1" style="stroke-width:0.1;"/>
<circle cx="3" cy="0" r="0.2" style="stroke-width:0.1;fill:black;" />
</g>
</defs>
によって,目以外は輪郭色,塗りつぶし色の指定されていない魚の型版を1つ作り,<use>のときに,様々な色を付けて表示したものです.

左の例は,上と同様に1つの型版から,色と回転角を変えて表示したものです.

左の例は,星形の1つの型版から,様々な大きさのものを表示したものです.