== 集合(楽しく入門,初歩から〜♪) ==
るん〜〜和集合,共通部分,補集合〜いただき
【問題1】
 右図の赤線で囲まれた部分に対応する集合を,次のうちから1つ選んでください.
(選択肢をクリックすれば,採点結果と解説が読めます)
【問題2】
 右図の赤線で囲まれた部分に対応する集合を,次のうちから1つ選んでください.
(選択肢をクリックすれば,採点結果と解説が読めます)

【問題3】
 右図の赤線で囲まれた部分に対応する集合を,次のうちから1つ選んでください.
(選択肢をクリックすれば,採点結果と解説が読めます)
【問題4】
 右図の赤線で囲まれた部分に対応する集合を,次のうちから1つ選んでください.
(選択肢をクリックすれば,採点結果と解説が読めます)
(1) A(BC)
(2) A(BC)
(3) AB
(4) (AB)C

【問題5】
 右図の赤線で囲まれた部分に対応する集合を,次のうちから1つ選んでください.
(選択肢をクリックすれば,採点結果と解説が読めます)
【問題6】
 右図の赤線で囲まれた部分に対応する集合を,次のうちから1つ選んでください.
(選択肢をクリックすれば,採点結果と解説が読めます)

【問題7】
 右図の赤線で囲まれた部分に対応する集合を,次のうちから1つ選んでください.
(選択肢をクリックすれば,採点結果と解説が読めます)
【問題8】
 右図の赤線で囲まれた部分に対応する集合を,次のうちから1つ選んでください.
(選択肢をクリックすれば,採点結果と解説が読めます)

♪♬〜やさしい入試問題〜♥♡
【問題9】
U A B 図2
U A B 図1
 Uを全体集合とし,A, B, CUの部分集合とする.また,A, B, C
C=(AB)(AB)
を満たすとする.ただし,Uの部分集合Xに対し,XXの補集合を表す.
(1) U, A, Bの関係を図1のように表すと,ABは図2の斜線部分である.
このとき,Cの斜線部分である.
については,最も適当なものを,次の⓪〜Bのうちから一つ選べ.

U A B
U A B @


U A B A
U A B B

(2) 集合U, A, C
U = { x | xは15以下の正の整数}
A = { x | xは15以下の正の整数で3の倍数}
C = {2, 3, 5, 7, 9, 11, 13, 15}
であるとする.AB=ACであることに注意すると
AB = {タチ}
であることが分かる.また,Bの要素は全部で個あり,そのうちの最大のものはテトである.さらに,Uの要素xについて,条件p, qを次のように定める.
p : xABの要素である
q : xは5以上かつ15以下の素数である
このとき,pqであるための
の解答群
⓪ 必要条件であるが,十分条件ではない
@ 十分条件であるが,必要条件ではない
A 必要十分条件である
B 必要条件でも十分条件でもない
(2021年 共通テスト)
※元の問題では「斜線」で塗り込まれているが,ここでは「灰色」で示した
解説を読む
【問題10】
 全体集合Xを30以下の自然数の集合とし,Xの部分集合A, Bをそれぞれ
A = { x | xは3の倍数}B = { x | xは5の倍数}
とする.また,Xの部分集合Sに対して,Sの補集合をSと書くこととする.
(1) ABABを,それぞれ要素を書き並べる方法で表せ.
(2) ABの要素の個数を求めよ.
(3) CXの部分集合で,以下の4つの条件を満たすものとする.
@ Cの要素の個数は8 A ACの要素の個数は5
B BCの要素の個数は4
C ABCの要素の個数は2
このとき,C(AB)の要素の個数を求めよ.
(2000年 東京理科大入試問題)
解説を読む

〜差集合〜
※差集合は,今の高校数学の教科書には登場しない.発展学習としてはあり得る.
U A B
 集合Aの要素のうちから,集合Bに属する要素を取り除いて得られる集合を,AからBを引いた差集合といい,A−Bで表す.
 右図の赤線で囲まれた部分がA−Bであり,
A−B=AB
が成り立つ.(B独自の部分BAは,空集合であってもなくても,この「引き算」A−Bに全く影響していないことに注意)
※差集合は,バックスラッシュ()を用いて
の形で書かれることが多い.
※差集合がマイナスの演算(−)で表されるからと言って,和集合がプラスの演算(+)で表されるのではない.A+Bなどという記号は定義されていない.ABの和集合は,ABで表す.
ABの共通部分のことを,ABの積集合ということがあるが,その場合でも,A×Bなどという記号は用いない(この記号は直積という別のものを表すために用いる).ABの積集合は,ABで表す.
※商集合という用語はあるが,積集合の逆計算ということではない.「漏れなく重複のない分類」「剰余類」などと関連して登場し,高校数学にはない.
※以上のように,集合の和差積商は,整数の和差積商のような簡単な話ではないことに注意(甘く見てはいけない)

【問題11】
 集合C−(AB)に等しいものを,次のうちから1つ選んでください.
(選択肢をクリックすれば,採点結果と解説が読めます)
【問題12】
 集合(AB)−Cに等しいものを,次のうちから1つ選んでください.
(選択肢をクリックすれば,採点結果と解説が読めます)

【問題13】
 集合(A−C)(AB)に等しいものを,次のうちから1つ選んでください.
(選択肢をクリックすれば,採点結果と解説が読めます)
【問題14】
 集合(AB)−(C−A)に等しいものを,次のうちから1つ選んでください.
(選択肢をクリックすれば,採点結果と解説が読めます)

〜式の変形で示す場合〜
@) 記述式答案は,「ド・モルガンの法則」「分配法則」「差集合の定義」などを用いて,数式変形として書く方がよいでしょう.
【ド・モルガンの法則】
• AB=AB
• AB=AB
【分配法則】
• A(BC)=(AB)(AC)
• A(BC)=(AB)(AC)
【交換法則】
• AB=BA
• AB=BA
【結合法則】
• A(BC)=(AB)C
• A(BC)=(AB)C
【差集合の定義】
• A−B=AB
A) 集合の要素を示すことだけで正式答案とした場合,何割得点できるかは採点官次第になるが,「別ルート検算」があることは非常に重要
(「具体的なもの」を「目で見て」確かめる
⇒自信 太鼓判 証拠)
 以下の問題では,@)を答案,A)を検算として,解説を示す.
 ∎は墓石記号,ハルモス記号・・・証明の終わりを示す

【追加問題1】★★
 集合A, B, Cについて,次の等式が成り立つことを示してください.
A−(B−C)=(A−B)(AC)
解説を読む
【追加問題2】★★
 集合A, B, Cについて,次の等式が成り立つことを示してください.
C−(AB)=(C−A)(C−B)
解説を読む

【追加問題3】★★
 集合A, B, Cについて,次の等式が成り立つことを示してください.
(A−B)−C=A−(BC)
解説を読む
【追加問題4】★★
 集合A, B, Cについて,次の等式が成り立つことを示してください.
(A−B)C=(AC)−B
解説を読む

【追加問題5】★★
 集合A, B, Cについて,次の等式が成り立つことを示してください.
(AB)−C=(A−C)(B−C)
解説を読む
【追加問題6】★★
 集合A, B, Cについて,次の等式が成り立つことを示してください.
A(B−C)=(AB)−C
解説を読む

【追加問題7】★★
 集合A, B, Cについて,次の等式が成り立つことを示してください.
A(B−C)=(B−C)−A
解説を読む
【追加問題8】★★
 集合A, B, Cについて,次の等式が成り立つことを示してください.
(A−B)C=C−(A−B)
解説を読む
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